疲労骨折について
一度では骨折に至らない程度の力が、骨の同一部位に繰り返し加わることにより発生する骨折です。
スポーツに多くみられ、跳躍や長時間の疾走などを繰り返し行うことで起こるとされ、発生頻度は陸上、サッカー、野球、バスケットボールなどが上位を占めます。原因は筋肉の牽引力や地上からの衝撃です。
スポーツなどの練習後にのみ、痛みが出現するものから安静時でも痛みがつづくものまで、病状によりさまざまです。初期には異常が見られないことも多いが2-3週間後に再検査すると骨膜反応等の異常が見つかることも多い、そんな症状です。
治療方法
疲労骨折が見つかった場合は基本的にはすぐに練習は中止すべきです。
3-4週間ほど練習を中止してから徐々に再開をするのが理想です。また疲労骨折に至った原因(偏平足や過回内足、柔軟性の低下など)を除去する必要があります。
よだ整骨院はスポーツ外傷・障害の専門家で、他の医療機関とも連携しています。疲労骨折でお困りの方は、まず一度、当院までご相談下さい。
疲労骨折について
脱臼とは、関節を構成する骨同士の関節面が、正しい位置関係を失っている状態のことです。
程度により完全脱臼と不完全脱臼に分類されます。骨折や軟部組織の損傷を伴うケースがあります。
脱臼は一刻も早く元に戻す事が大切であり、遅くとも8時間以内に整復を行うべきです。遅れすぎると全身麻酔の手術が必要となることもあります。
人体には自己修復能があり、また素人治療が施される事がありますが、脱臼の整復には原則として専門家の手を必要とします。素人治療のあげく、正確な定位置に復元されていない状態で長時間が経ってしまうと、関節が変形した状態で固定されてしまい、将来痛みや炎症の原因になります。
治療方法
突き指をした時はよく「突き指をした指を思いっきり引っ張れば治る」と言われていますが、これはまったくの迷信です。引っ張ることにより脱臼や神経損傷など余計悪化してしまうので大変危険な行為です。
突き指をした時は、患部を冷やして腫れを抑え、骨折や脱臼の可能性もあるので患部を固定し、即診察を受けるべきです。脱臼に関しては、関節内の損傷状況により固定、リハビリテーション、加療が必要となります。 特に、靱帯などや周辺の筋肉損傷、骨折、神経組織を圧迫している場合もあるので
、素人判断は禁物です。
よだ整骨院はスポーツ外傷・障害の専門家です。脱臼でお困りの方は一度、当院までご相談下さい。
捻挫について
捻挫とは、関節の許容範囲を超えた動きが与えられた爲におきる損傷のことです。
基本的には、患部に痛みと腫脹、熱感を伴います。
捻挫とは文字通り関節を「捻り挫く(ねじりくじく)」事をいい、スポーツなどで良くある症状の一つです。骨と骨を繋ぐ可動部関節周辺部位の損傷、関節を包む関節包や骨と骨を繋ぐ靭帯及び軟部組(内臓・骨以外の総称)を損傷した状態を指します。多くは損傷に連動して患部に痛みや腫脹、熱感等の炎症を引き起こします。
一言で、専門家や医療機関での受診を勧めます。理由として、骨折や靭帯断裂を引き起こしている事もあり、損傷状況により固定及びリハビリによる加療が必要となるからです。捻挫は、特に靱帯断裂な重篤な損傷を引き起こしていた場合、関節が今後同じように動かなくなる恐れがある為、自己判断には注意が必要です。
よだ整骨院はスポーツ外傷・障害の専門家です。捻挫でお困りの方は一度、当院までご相談下さい。
治療方法
肉離れについて
完全に断裂する筋断裂、直接的な外力による打撲とは異なります。
自家筋力の強力な筋収縮(ちぢむこと)により筋肉の部分断裂が起こります。発生要因として、筋肉の疲労、過去の損傷、ウォーミングアップの不足、筋力のアンバランスなどが考えられます。
治療方法
大部分が保存的治療で軽快して手術的治療になることは重症例を除いてほとんどありません。
急性期にはRICE処置(安 静・冷却・圧迫・挙上)を徹底します。回復期(受傷後約48時間経過後)より局所の循環回復や損傷した筋線維などの修復を促すため温熱療法や物理療法をもちいつつ段階的に関節可動域訓練や筋力訓練、各スポーツにあわせたトレーニングへ移行していきます。軽症で2-4週、中程度で4-6週が復帰の目安となりますが、個人差は大きいのが特徴。中程度以上では歩行が難しく、ギプス・松葉杖を要する場合が多い症状です。
自覚症状があまりなくても、肉離れが起こっていることもあるので、専門家の診断が必要です。また、痛みがなくなった場合でも再発しやすく、素人が「安静だけで済む」と思い込むのは危険です。最後まで十分に治療することが大事です。
よだ整骨院はスポーツ外傷・障害の専門家です。肉離れでお困りの方は一度、当院までご相談下さい。
打撲について
別名「打ち身(うちみ)」ともいいます。
打撲は、別名「打ち身(うちみ)」というように、何かに体を強く打ちつけることで発生する症状です。初期症状として内出血による患部の腫れ、及び発熱を起こし、熱が引いた後でも患部に負荷が掛かるとひどい痛みを伴うことがあります。程度や体質にもよりますが、軽傷の場合は1週間ほどで自然に治癒することが多い症状です。
内出血を抑えるために、まず冷やします。(皮膚に傷があった時は患部を洗った後、消毒してから冷
やします。)痛み、腫れが止まったら、内出血の吸収を促進させるため冷湿布などで温めます。頭を打った時はなるべく頭を動かさないように、頭を高くして寝かせるとよいです。打撲の治療方法は、一般的に整骨院で行われるアイシングや温熱療法になります。
下顎や腕・足の打撲では、3日間冷やし、その後は温めるのが基本治療の目安です。最初に冷やす理由は、内出血を抑えるために血管を収縮させ痛みを和らげるためです。もちろん症状にもよりますが3日程度で治癒傾向に転じるので、その後は温めて血管を膨張させ血流を促すと治りがよいという考えに基づきます。
よだ整骨院はスポーツ外傷・障害の専門家です。打撲でお困りの方は一度、当院までご相談下さい。
治療方法
シンスプリントについて
シンスプリントとは、下腿内側に位置する脛骨の下方1/3に痛みが発生することです。
脛骨とは膝から足首の間の骨をいい、骨折した時のような激しい痛みではなく、鈍痛なのが特徴です。脛骨過労性骨膜炎ともいいます。
基本的に体を動かすどの運動においても、十分な筋力の整っていないうちからいきなり激しい運動をした際に起こりうるものではありますが、マラソン選手や陸上競技のランナーなどには特に起こりやすいと言われています。また、練習量が多くなることなどによって発生することもあります。
■悪いランニングフォーム ■足に合わない、クッション性のないシューズ
■コンクリートでの走り込みやトレーニング ■筋肉の酷使
■筋力不足、柔軟性不足 ■扁平足、回内足 ■横脚
足を長期間休めることが第一です。休んでいる間はスイミングやエアロバイクを使ってコンディションをキープするのがよいでしょう。これは、長期間の休養によってコンディショニングができていない状態で練習を再開すると痛みが再発する恐れがあるためです。
治療方法
むを得ず休むことが出来ない場合、足を使った後は入念なストレッチをし、患部に15分ほどアイシングを施す必要があります。また、10分程のアイスマッサージも効果的です。走り方の改良により快方に向かうこともあります。シンスプリントは、症状が軽くなったと思いすぐに運動などをすると症状が再発する恐れがあります。
普段のケアとしては、筋肉のストレッチを行って柔軟性を高めたりすることが大切です。また、シンスプリントは土踏まずの部分が下がってきていることも原因の一つなので、土踏まずを上げるためのテーピングも効果的です。
よだ整骨院はスポーツ外傷・障害の専門家で、走り方のアドバイスなど行っています。
シンスプリントでお困りの方は、まず一度、当院までご相談下さい。